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グループインタビューとは

グループインタビューとは、数名の調査対象者が司会者の発言に対して自由に意見を言い合う調査メソッドのひとつで、日本では座談会といわれることも多い手法です。
司会者をモデレーターということがあり、欧米ではひとつの職業として認められています。場を仕切る能力が必要なのでやってみると意外と難しいことに直面することが多いものです。
ほかの参加者の意見が参考になり新たな考えを述べることができる、ほかの参加者の意見に反対意見を述べることでディスカッションが活性化する、などグループで調査を実施することには大きなメリットがあります。逆に、ほかの参加者の意見に同調してしまうこともある、などデメリットもあります。
グループインタビューのモデレーターは、場を仕切ることと同時に、おのおのの参加者の本音を引き出すことが求められます。
参加対象者が富裕層となると話はさらにやっかいです。同じ日時に同じ場所に集まることが前提として必要となりますので、そこからして難しいといえるでしょう。
富裕層グループインタビューに関して言えば、当社は個別の判断基準を持っています。

 

富裕層グループインタビュー

富裕層グループインタビューは、同時刻同場所に数名の富裕層が集まってディスカッションベースで行う調査のことですが、当社の経験からこれほど難しい仕事はありません。
調査に参加してくれる富裕層を探すのがまずは困難、参加してくれるとなっても何月何日何時にこの場所で実施しますというスケジュールをあわせるのが困難、と困難だらけなわけです。
そもそも彼らに座談会調査に積極的に参加する理由がまったくありません。調査会社または調査を依頼する会社が常識的に考える調査参加謝礼はまったく意味をなさないことも多いものです。
それゆえ、富裕層グループインタビューは、調査という前提をゼロベースで見直し、調査のための調査から抜け出したところから考え始めねばならないと考えます。

 

グループインタビューを超えて

富裕層グループインタビューを取り仕切るには、まずは調査会社の理解が第一に必要です。マジックミラーがあるような会場はまずはご法度でしょう。場所の選定、グループインタビューの形式、謝礼の形式の順にポイントを述べます。

1:場所の選定
富裕層グループインタビューの目的は、調査したいことに関して富裕層の本音を聞く、という1点につきます。目的をこの1点に絞ることで理解できることがあります。会場を通常の会場にしない、ことです。通常の調査会場にしたくなってしまうほぼ唯一の理由は「グループインタビューをやっている感じがするから」なので、本来の目的とはそもそも合致しないわけです。

2:グループインタビューの形式
場所の選定にも大きくからむ話ですが、レストランの個室でお茶しながら、ランチしながら、のようなスタイルが適している形式のひとつでしょう。また、参加者の人数に制限を設けないこともポイントのひとつです。「富裕層5名のグループインタビューをしたい」は「集まってくれた富裕層のうち5名の意見を集約できればいい」と考えればハードルがぐっと低いものになります。

3:謝礼
大きな問題点は謝礼です。一般的には現金で渡すことも多いようですが、たとえば、自社で展開しているオウンドメディアに意見の一部を掲載し、参加者に情報提供するというような手法も考えられます。あるいは、寄付にまわしたいことをあらかじめ伝えるというのも大きな意味のある手法のひとつでしょう。

かけがえのない時間を提供いただくことを考えれば、富裕層グループインタビューは、「調査におけるグループインタビュー」の概念を超えて新たな制度設計の上にたって考える必要があります。

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